Open Salon #4 9月16日(水)15:00 〜 18:00
アーティスト・イン・レジデンスは、主に作品を扱う美術館ではなく、アーティストが滞在制作する施設。ある意味では美術を通して「人」を扱っている場所なのではないだろうか、と僕は常々思っている。きっとオープンサロンは、アーティストの真剣なアイデアや人生観を生の声で聞き、聞いたことの感想をダイレクトにアーティストにぶつけてみることができる場になるでしょう。そして、もちろんくだらないジョークで笑い合う場でもあるはず。英語に自信が無い方も安心。スタッフが出来る限りコミュニケーションのお手伝いをします。正直を言えば、驚くほど堅苦しくない、美術業界でも類を見ないほどの、ゆるさナンバーワンのイベントだあ、と僕は新米サポートスタッフ(アーカス・ブロガー)ながら自負しています。しかも第4回目の今回は、スタジオの目の前に広がる芝生の敷地内にある、BBQスペースで、BBQ(たき火?)をやりながらのオープンサロンになります。オープンサロン4回目にして、ついにスタジオ(サロン)を飛び出し、今後、言葉通りのオープンサロン(ただサロンを開く)では終わらないアーカスのオープンサロンの可能性を見ることができるかもしれません。
今回は、今年度3人のレジンデントアーティストのひとり、ダニエルが不在のため、台湾人のシャン・リンとドイツ人のドレーンが参加します。ふたりとも、とってもとってもやさしくてフレンドリーで笑顔の素敵なかわいい方々です。
茨城県の方はもちろんですが、首都圏内外の普段忙しく生活している方も、もし都合がよろしければ、ふらっとつくばエクスプレスに飛び乗り、茨城は守谷で都市では決して味わえない、のびやかな空気、雰囲気、時間を味わいに来てみてはいかがですか?抜けのいい緑の芝生、望郷の念を誘う校舎。気持ちいいですよ。
芋、トウモロコシ、マシュマロなど、これぞたき火の友でしょ、という食材持ち込み可です!
もちろん、それ以外の食材で実験的にことに挑戦してみても、おもしろいのではないでしょうか?この原稿を書いている間、デスクの真後ろにいた、とあるかたつむりさん(ボランティア)に「じゃあホットケーキを持って来ような」と耳元でささやかれました。
火を囲めば何かボボッとアイデアが脳内にあぶり出されるかも!
※Open Salon
オープンサロンは、一般の方とアーカススタッフとレジデントアーティストがふれあう時間。かたつむりさん(アーカスボランティアの方)や、かたつむりさんに興味をいだいている方、アーカスに何らかの形で参加したいと考えている、そんな方々にスタジオを解放し、ささやかながら、お茶とお菓子(無料)を用意してお待ちしております。過去滞在作家の作品上映なども予定しています。週1回のペースで開催の予定です。そこで、次回以降の『Open Salon』の内容、Salon隣の部屋に設置予定の、ギャラリー・スペースの運営プランなど、お話できればと思います。かたつむりさんもかたつむりさんじゃないひともふるってごさんかください!!

text&photo by Gosuke Sugiyama (Arcus Studio)
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