
この日は北の丸科学技術館にて行なわれた宇宙藝術についてのワークショップに参加。
「beyond」という宇宙藝術を研究する会の実例報告会。
以前、アーカスでも光の作品で筑波大生を引き連れて素晴らしいイルミネーションを見せてくれた筑波大学の逢坂卓郎先生をはじめ、彫刻やダンスなど無重力空間(詳しくは微小重力環境というらしい)で実際に行なわれた藝術実験報告をみて、ジェイソンは大興奮。
http://iss.jaxa.jp/utiliz/epo/index.html
(JAXA宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターホームページより)
これはISS(国際宇宙ステーション)の「きぼう」日本実験棟で行なわれた粘土を使って人型を作る「宇宙モデリング」プロジェクト。

太古の地球上で誰かが作った「ひとがた」。日本にも土偶やハニワが代表選手。
今世紀、宇宙飛行士が作った薄っぺらい粘土の「ひとがた」も、無重力空間ではへたりともせず、フワフワ浮かんでます。
東京芸術大学名誉教授 米林雄一先生のプロジェクト。

これは実際に「きぼう」で作られた人形が地球に帰還したものを、
型取りしたレプリカ。それでもジェイソンは恐る恐る触れてみる。
シンラドーム上演では3D眼鏡をかけて、”ちょっとそこまで”。
冥王星、海王星のもっと向こう、何万光年先、何星雲か先まで行ってきました。
地球がいかにちっぽけか、私たちがいかにせせこましく小さな地球の小さな日本の茨城の片隅で生きているかと思うと、無限の宇宙に感激せずにはいられない。
そしてその様々な研究拠点「つくば」が私たちと身近な場所にあることも誇りです。
これら宇宙藝術への挑戦は、世界初の試みなのだとか。子供の頃からNASAのスペースシャトル発射を間近に見て育ったジェイソンにとってはこの宇宙藝術体験は有意義だったようです。
(text/photo:m.i.)
0 件のコメント:
コメントを投稿