2010年11月16日火曜日

ジェイソン&筑波

今週末、ジェイソンはTSUKUBA三昧。

14日(日)アーティスト・トーク@筑波大学
15日(月)高エネルギーセンターKEK調査@筑波

まずは、14日のトーク。


(撮影・古山菜摘)

筑波大学美術史教員のオリビエさんの集中授業に参加させてもらいました。リサーチや撮影で、つくばのJAXAや高エネルギーセンターKEK等と関係のあるジェイソンにはもってこいの場所。



(撮影・古山菜摘)

レジデントアーティストも全員集合。筑波大生に交じって聴講。日本版教室机が全くフィットしていない。。。




NASAの近くで育ったことで体験した事件や、影響を受けた要素がどのように作品につながっているのか、また学生時代の作品も紹介してくれました(内容は極秘)。学生対象だからこその、アーティストとしてどのような思考の変化があったのかが分かるトークとなりました。



筑波大のギャラリー見学。ノーベル賞も、オリンピックもあります。総合大学万歳!



そして、つくばエキスポセンター。明日のKEKの予習ですね。宇宙船のベッドルームやトイレのレプリカもありましたよ。

今回のトークを協力してくれたオリビエさんに感謝します。レジデント一同、良い出会いでしたね。


そして翌日15日は、高エネルギーセンター。



施設内は車で移動。このサークル全体に、電子(左)と陽電子(右)が流れていて、合流地点には巨大な装置があります。






Belle 測定器。言葉はいりません。圧倒されるのみ。



アレス付近。(3キロ続くトンネルの中にある、加速器)



ILC加速器。これは、KEKだけではなく、各国との協同により計画されています。約30キロのトンネル施設になるのですが、パーツを開発しているのです。技術者さんは英語で丁寧に説明してくれました。未来のために開発しているのです。



最後は、役目を終えたある施設をみました。それまでの最先端の施設も驚きましたが、その場所の存在感は全く別物。歴史・時代・発見・ロマン・・・。生き物のような場所(機械)でした。

興奮から、壮大な時間を感じた今回の調査。どのような作品になるのか。どうしようか。良いものを作らなくては、と素直に思える経験となりました。科学者への尊敬の意を高め、2週間後の撮影に挑みます。

(しむら)

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