明日に向けて

いよいよ明日11/27(土)は『オープンスタジオ＃２＿しょう』。
今月アーカススタジオ内外でリサーチをしていたプロジェクトの様子をご紹介。


11/4守谷市と姉妹都市のドイツ／マインブルグ市市長団が学びの里を来訪。
コーディネーターの杉山さんと守谷市国際交流委員ブリタさんによるアーカスプロジェクトの紹介をさせていただきました。

場所はロッカールーム、こんなふうにも使えます。

市長さんも真剣に聞いて下さりました。
いつか姉妹都市でレジデンスの交換交流ができたら素敵ですね。

【DK】

守谷城趾の遺跡について調査するデヴィッド＆ケルダ。
守谷には素晴らしい歴史的な遺産が残されていることを知った彼らは、そこから何かを調べています。

ボランティアさんが連れて行って下さった地元陶芸作家さんの展示訪問。
参加したお茶会では、茶室の美に興味津々。
この箱の中はすっきり茶道具がしまえるように作られています。

お茶の先生が茶道の精神を教えて下さいました。作法はもとより、畳の構成、掛け軸の意味、生花の種類、照明、全てにおいて季節や客に合わせてアレンジされるという空間構成にケルダも感激。


長い正座のあと、茶室をあとに。にじり口の出入りも長身のデヴィッドには一苦労。


デヴィッド＆ケルダのスポンサーズコレクション展も楽しみです。
続々と荷物が届きます。
何が入ってるかって？開けてからのお楽しみ。
それから当日はある撮影があります。どうぞ見学にいらしてください。
公開時間は15:30〜を予定。場所は体育館です。


【ジェイソン】

入間の航空祭にてスケッチ、撮影、飛行機の調査を行なったジェイソン。

いつのまにやら回りに人が集まって来たり。

持参の古い印画紙の入ったポラロイドカメラと、8mmを駆使。

ちゃっかりBlue Impulse#5のパイロット井川さんと。

引退間近の国産飛行機YS-11もどこかで、プロジェクトのモチーフに？

母国ではNASAの側でスペースシャトル発射を見ながら育ったジェイソン、彼の親戚にはF-14トムキャットのパイロットがいるのだそうです。
beyond、JAXA、KEK(高エネルギー加速器研究機構)、航空祭と様々なリサーチを繰り広げています。
守谷市内での壁画プロジェクトも着々と進行中。どこにあるか探してみて下さいね。


【ソンミン】

ソンミンはダライ・ラマの言葉を素材に何やら来訪者に尋ねているようです。
テーマは「愛」。深いです。スタジオの中には気になる日本語たちが。

11/19は花男・ソンミンが大きな花束を守谷のお花屋「風花」さんからデリバリー。

この日オープンしたMISA SHIN GALLERYにて。
辛さんは初代アーカスプロジェクトのディレクターでした。(2001~2002)
パイロット事業時期を経て、アーカスのイメージ刷新により全国に知れ渡りだしたのもこの頃です。
ARCUSから、守谷市長から、日比野さんからお祝いのご挨拶。

アイ・ウェイウェイの個展開催中です。

その足で青山のArt U Roomへ。

タイ・アーティストのピナリー・サンピタックの個展にて。
ソンミンとピナリー、お互い、欧米を行ったり来たりしているアジアのアーティスト。
もはや「どこの国の作家」なんて関係ないのかもしれませんね。意気投合して話し込んでおりました。

そして場所は変わりスタジオでは...。
続々と集まった元大井沢小学校卒業生の皆様と会して校歌を歌ってもらっています。
当日も校歌斉唱の公開撮影があります。

また、ソンミンはいちょうの葉を集めて床に敷き詰めています。
廊下につもらせたいちょうの葉で足音を奏でるのだそうです。

これからスタジオへ来られる皆さん、どうぞお近くでいちょうの葉を集めて持って来ていただけませんか？持ち込み大歓迎です！

【石塚つばさ】

こちらはつばささんのスツール。椅子です。紅葉の季節でもグリーン。
これは西洋芝生なのだそうです。生息南限が青森なのだとか。だから茨城では余裕で青々としています。
ソンミンのいちょうとつばさの芝生。
色とりどりのガーデンアーツのコラボレーションとなるか？！
期間中、どこかで遭遇するでしょう。

他にもイベント盛りだくさん。宿泊可能(破格の500円！)。



さあ、秋の日に守谷へ！
秋葉原から快速でわずか33分＋バスで。高速バスなら東京八重洲口から約一時間。
さくっと遊びにきてみませんか。



(text/photo:m.i.)